2022/09/20 14:47
アロマとハーブとPhytoLabのブログにご訪問くださり誠にありがとうございます。
古くから
「秋茄子は嫁に食わすな」という諺がありますが…
この理由はご存じでしょうか?
美味しい秋茄子は嫁に食べさせな~い
といった意地悪くもせこいなーと思える理由
でしょうか
真実は…
体を冷やす効果がある「ナス」を、出産を控えたお嫁さんがたくさん食べると冷やしてしまって良くないよ
という、食養生の意味が込められているのです
アーユルヴェーダではこの初秋の時期は、夏に蓄積したPITTAが増悪しやすい季節であるとも考えます。
そこで、秋茄子のようにPITTAの熱を冷ます効果が期待できる旬のお野菜はおすすめです
今回は「秋茄子のはさみ揚げ」のご紹介を致します
中に詰めるミンチ肉は…
白身の鶏ミンチを使うことでPITTAをバランスしていきます。
(一般に赤身肉はPITTAを高めます)
こちらの内容はPhytoLab Channelでもご紹介しております
ぜひご視聴くださいませ
9月のこの時期は朝晩は過ごしやすくなりますが、まだ残暑も厳しく…
夏に蓄積したPITTAが増悪しやすい季節
そこで、PITTAのバランスにおすすめの「ナス」を使ったレシピです
ナスの成分は…
実はほとんどが、水分と炭水化物(糖質と食物繊維)で、よく「ナスには栄養がない」なんて言われたりしますが
葉酸やカリウムを含みます。
そして何より皮の紫色は「アントシアニン」ですので、活用したい機能性成分は十分期待できます
特に夏のPITTAは感覚器では視覚機能の影響を受けやすいのも特徴の一つです。
視覚で癒されるプラスの働きもありますが、逆に夏は紫外線のダメージを受けやすく、目が充血する、眼が疲れやすいのもPITTAの不調の特徴です。
特に、「アントシアニン」は視覚機能の改善にも効果が期待できますので、紫外線ダメージを受けた目にも秋茄子はおススメ!
ぜひお試しくださいませ
【材料2人分】
●ナス:2本
●片栗粉:大さじ1
●太白ごま油:適量
●肉だね
・鶏ミンチ(白身):200g
・細ネギ:1本
・干しシイタケ:1枚
・すりおろし生姜:小さじ1/2
・麹みそ:小さじ1
・醤油:小さじ1/2
【作り方】
①肉だねの材料を全て混ぜて、粘りが出たら2等分に分けます。
②茄子のヘタ先をぐるりとカットし、縦1/4に切れ目を入れて片栗粉をまぶします。
③②に①を詰めて、さらに片栗粉をまぶします。
④180℃に熱した太白ごま油で、約5分ほど揚げていきます。
中のお肉に火が通れば完成です。
お好みでポン酢や天つゆなどにつけてお召し上がりください。
食材選びのポイント
PITTAのバランスには白身肉がおすすめですが
お体を冷やしたくないお嫁さんや
元来冷えやすい方には赤身肉で代用しても良いですよ!
「秋茄子は嫁に食わすな」のように、茄子など熱を冷ます効果が期待できる食材には
生姜やネギなどの薬味をうまく活用するのもポイントです!
今回は白身の鶏ミンチを使用しておりますが、ご体調やご体質に合わせて材料を工夫してみてくださいね
アロマとハーブとPhytoLabでは、アーユルヴェーダのレッスンも承ります。
体質や季節に合わせた過ごし方など、どなたでも生活に取り入れて頂ける実践的なクラスです。
そして2022年4月より【JAMHA日本メディカルハーブ協会の認定校】に昇格いたしました
またこれまでと同じく
お気軽にハーバルライフを楽しめるメディカルハーブのレッスンも
さらに、プロフェッショナルを目指される方対象の上級コースのレッスンも
随時お受けしております
お気軽にお問合せ下さいませ
では皆様も、メディカルハーブを取り入れて、季節の変わり目を健やかにお過ごしくださいませ
最後までお読みいただきありがとうございました
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