
2022/10/18 10:14
アロマとハーブとPhytoLabのブログにご訪問くださり誠にありがとうございます。
身土不二という言葉
直訳すると
身をおいている場所(土)は二つではない=同じである
言いかえるなら…
その土地の旬のものを食するという、食養生の考えかた
アーユルヴェーダでも同じように、その土地の旬のものを頂くこと、そして季節にあった食事法、過ごし方を説いています。
そこで今回は、秋冬のVATAの季節におススメのレシピ
里芋と秋鮭のアーユルヴェーディッククリーム煮のご紹介です
こちらは動画でもご覧いただけます
これからの季節、秋冬はアーユルヴェーダでは「空と風」の要素を持つVATAの季節
このVATAは
軽・乾・冷・動・速
といった特徴をもちます
秋冬は風が吹いて空気が乾燥しますので、お肌や粘膜も乾燥しがちです...
風は空間に動きをもたらしたもので、風が吹くとさらに冷えもきになります
このような時期は、VATAと逆の要素を持つお食事を心がけると良いでしょう
暖かくずしりと重い性質があり、しっとりした食材を選び、水分を含む煮込み料理などの調理法を活用します
そして、甘・酸・塩味のあるものを摂るのもおススメ
特に今が旬のお芋類や南瓜などはずしりとして火を通すとしっとりほっくりしますので、おすすめの食材です
そこで今回は秋冬に摂りたいアーユルヴェーダ的レシピのご紹介です
今回は
しっとりずっしりの甘味代表「里芋」
秋に美味しい塩味代表「秋鮭」と
お味にコクが加わる酸味代表「パルメザンチーズ」
を使用します。
ぜひお試しくださいませ
【材料2人分】
●秋鮭:2切れ
●里芋:大1個(小なら2個)
●玉ねぎ:1/2個
●豆乳:150㎖
●ギー:大さじ1(なければバター)
●粉チーズ:大さじ2
●片栗粉:小さじ1
●カリカトゥ:小さじ1/2
●塩:少々
【作り方】
①鮭に塩とカリカトゥで下味をつけておきます。
②里芋は皮をむき輪切りに、玉ねぎは薄切りにします。
③フライパンでギーを温め、中火で①と里芋を入れて焼きます。
④焼き目がついたら一度取り出し、玉ねぎを炒めます。
⑤玉ねぎに火が通ったら、豆乳と粉チーズをを入れます。
⑥⑤に鮭と里芋を戻して、煮込みます
⑦少しとろみがついてきたら完成です。
お皿に盛りつけてお好みのハーブを添えてお召し上がりください!
食材選びのポイント
秋冬はアーユルヴェーダではVATAの季節。
これからの時期は、しっとりして少し重いと感じる食材がおススメ
旬の里芋のようにしっとり粘りがあって、ずしっと重い性質がある食材は特に◎
塩辛い食材はPITTAやKAPHAを増悪させると考えますが、逆にVATAをバランスしていく食材です。
塩分を含む海のお魚は、実はVATAに適した食材です。
ってゆーてますけど、実は甘・酸・塩味は全てKAPHAを増悪します
お身体が重く浮腫みやすい、冷えやすいなどのお悩みを持っておられる方は、元来KAPHAさんタイプ
そういう方は、重くて甘味があるお芋さん系や、塩分を含む海水魚を摂りすぎるとこのような症状を増悪してしまいます。
お体が重く感じやすいKAPHA体質の方や、夏のPITTAが抜けない方は淡水のお魚か塩分を控えめに調整してみましょう。
今回のクリーム煮は、【小麦粉とミルク不使用】で作っていますので気持ちKAPHAさんに優しいレシピ
(食べすぎなければ大丈夫)
ご体調やご体質に合わせて材料を工夫してみてくださいね
アロマとハーブとPhytoLabでは、アーユルヴェーダのレッスンも承ります。
体質や季節に合わせた過ごし方など、どなたでも生活に取り入れて頂ける実践的なクラスです。
そして2022年4月より【JAMHA日本メディカルハーブ協会の認定校】に昇格いたしました
またこれまでと同じく
お気軽にハーバルライフを楽しめるメディカルハーブのレッスンも
さらに、プロフェッショナルを目指される方対象の上級コースのレッスンも
随時お受けしております
お気軽にお問合せ下さいませ
では皆様も、メディカルハーブを取り入れて、季節の変わり目を健やかにお過ごしくださいませ
最後までお読みいただきありがとうございました


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