
2023/01/10 12:02
皆さま
こんにちは
いつもアロマとハーブとPhytoLabのブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
比較的好天に恵まれたお正月でしたが
皆様いかがお過ごしでしたか??
まだまだ寒い季節が続きます!新年はじめのブログはお勉強!
メディカルハーブに学ぶ、免疫を高める食材のご紹介です。
こちらは動画でもご覧いただけます↓
昨年末に開催しました
【免疫を高める漢方茶作り】のワークショップ
皆様のご意見をお聞きしましても、やはり気になるテーマです。
そこで、これまでも度々免疫についてご紹介をさせて頂きましたが
今回は身近な食材と免疫ケアについてお話をさせて頂きます。
まず
免疫を高めることで有名な、この季節に必要なハーブと言えば…
エキナセアがあります!
私も最近では、PhytoLabオリジナルブレンドで、エキナセア入りの【冬茶】を愛飲しています。
エキナセアは北米原産のハーブです。
ネイティブアメリカンがとても大切にしてきたハーブとしても知られます。
エキナセアの主な作用には
・免疫賦活
・抗ウイルス
・抗菌
・創傷治癒
・消炎
などがあります。
私は免疫賦活作用を期待して、風邪やインフルエンザが流行する冬の季節に集中的に飲用することをおすすめしています。
さて、このエキナセアによる免疫賦活作用は、どのようなメカニズムで働くのでしょうか?
キーになる成分はエキナセアに含まれる多糖類です!
多糖類といっても、おコメや小麦、お芋類に含まれるデンプン質とは異なり、体内で消化吸収されエネルギー源となる糖類とはちょっと化学的な構造が異なります!
エネルギー源にはならないけど、私たちの体内で有益な働きをしてくれる【多糖類】
グルカン類です。
エキナセアに含まれる「ヘテログリカン」などの多糖類は、インターフェロンの産出を促し、
私たちの免疫細胞のひとつであるマクロファージを活性化することが知られています。
*インターフェロン:生体がウイルスに感染した際に、生体を守るために体内で作られるタンパク質の一種。 インターフェロンには、ウイルスを排除したり、ウイルスの増殖を抑えるはたらきがあります。
もちろん、日々エキナセアなどのハーブティーを飲み頂き、免疫ケアも良いのですが、今回は身近なお食事で取り入れる方法をご紹介いたします!
その食材は【キノコ】類です
特に【マイタケ】にはエキナセアと同じグルカン類を含み、免疫に賦活に関する研究も進んでいます。
マイタケエキスにはβ⁻グルカンが含まれ、これが免疫賦活作用、抗がん作用があることが報告されていて、がん治療にも用いられています。
日々のお食事にぜひキノコ類を取り入れて頂くもの一つですね
ただし、免疫ケアはこれだけ食べていたら良い
というものではなく、食事のバランスや質の良い睡眠をしっかりとること、ストレスケアや冷え対策も大切です。
さらに
最近、某メーカーさんも乳酸菌飲料などで免疫ケアをうたっているように、
腸活も重要なポイントになってきます。




……
色々ございますが

腸活に良いハーブティーもございますよ~

そもそも

ハーブには「配糖体」とつく成分が含まれていることが多いのです。
例えば「フラボノイド配糖体」といわれる成分ですが、
このような配糖体は、体内の摂取後、腸内細菌により糖の部分が切断(分解)され、
フラボノイドの部分はフラボノイドとして有益に働き
糖の部分は腸内の善玉菌の餌になる【プレバイオティクス】として役に立ち
腸内フローラが改善されます

ということで、どんなハーブティーでも多かれ少なかれ、日々摂取することで【腸活】につながっているんですね

すばらしい

最後は、ちゃっかりハーブティーの宣伝になってしまいましたが



免疫ケアには【ハーブティー】と【きのこ類】をお食事にプラスということで
ぜひ意識してみてくださいね
今年も皆様が健やかにお過ごし頂けるようなっ情報発信をしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします

最後までお読みいただきありがとうございました

インスタグラム @phytolab1
ツイッター @PhytoLab1